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笹原さん (909i7bzr)2024/1/22 00:50 (No.1048522)削除
ご無沙汰しております。2年の笹原です。
大変遅くなりましたが、学生十傑戦と学生王座戦の振り返りをしていきたいと思います。

まず、学生十傑戦の結果は準優勝でした。
結果に対する心情としては、決勝戦があまりに惨敗で大会直後は複雑な心情でしたが、自分の今の実力からすれば大健闘だったと今はある程度納得しています。また、東北代表、そして東北大生が全国個人で上位に入るのは珍しいこともあり、東北の大学出身の方々が大変喜んでくださっていたので、そのことは素直に嬉しく思いました。

次に、王座戦の結果は個人としては6勝1敗(東大・早稲田大戦欠場)でした。
個人戦の結果を見て警戒されたのか、あまり相手の主力メンバーとは当たりませんでしたが、一応東北大の主力として最低限の仕事ができたのはよかったと思います。また、立命館戦で十傑戦決勝の再現カードとなり、リベンジを果たせたのは個人的に大きな自信になりました。
ただ、2戦休んだにも関わらず、最終日は意識が朦朧となりながら指していたので、持久力の強化は今後の課題です。
他大学の選手の中には十傑戦と王座戦通して休みなく16戦戦い通し、チームに大きく貢献していた人もいたので、私もそのようなタフな活躍ができるようにトレーニングを積みたいと思います。

今大会を全体的に振り返ると、手厚さや細い攻めを繋げる力など、自分の強みが表出する展開がたまたま多かった大会だったように思います。今回のような格上の多い大会では特に、いかに自分の得意な形に持っていくかが重要なのだと実感しました。今大会以上の結果が出せるように、ベースとなる棋力の向上はもちろんのこと、これからは得意形を広げていくことも意識しながら努力を重ねていくつもりです。

最後になりますが、仲間として切磋琢磨し、一緒に戦った部員、そして応援してくださったOBの皆さん、本当にありがとうございました。
来年からは個人・団体ともにさらに厳しい戦いになると予想されますが、なんとか食らいついていけるように精一杯頑張ります。今後とも応援よろしくお願いします。
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富樫さん (8y2tvojk)2024/1/7 03:20 (No.1033424)削除
4年の富樫です。現役最後の振り返り文ということで何を書こうかいろいろと考えたのですが、とりあえず軽い王座戦の振り返りとともにチームのみんなにメッセージを残し、そのあとに私自身の将棋生活?の振り返りを適当に綴ろうと思います。綺麗事は一切書くつもりないのであまり丁寧な文章では無いかもしれませんがご了承ください。

 既に周知の通り、東北大学は全体6位という結果になりました。更に上の順位を狙っていた人もいたかと思いますが、私は最後まで戦い抜いたことに価値があると思っているので、何も悔いはありません。私も勝ち星で貢献したかったのですが、いまいち精彩を欠いておりまして、ただただ同期や後輩たちの強さに感服するばかりでした。来年度からは主力メンバーがだいぶ少なくなって、地方大会から厳しい戦いが予想されると思うのですが、私からはエールを送ることしかできないので、後輩たちにとって満足のいく結果となることを願うのみです。まあ勝つか負けるかというのはどうでもいいので、活発な将棋部をこれからも維持していただければと思います。
 私が主に将棋部で活動するようになったのは2年から(たぶん)なので、4年間の東北大将棋部の足跡をすべて把握しているわけではないのですが、強い先輩が卒業するや否や強い1年が入ってきてと、何かしらの保存則でも働いているのかと不思議に感じていました。しかも入ってきた後輩がみんな良い子たちで、自分の実力向上はさることながらチームのために率先して行動してくれたりと、本当に頼もしかったです。来年度からは新入生を引き連れて部を先導することになると思うのですが、このメンバーになら安心して任せられます。そして同期のみんなへ、正直思い出が多すぎて逆に何も覚えていないまであるのですが、一緒に最後まで将棋をしてくれたこと、プライベートでもいろいろと遊んでくれたことなど、感謝してもしきれません。というかもう言葉は不要ですね。感謝は行動で示したいと思います。

 …とここまで部員の皆さんに言いたいことは言ったので、ここから私個人の振り返りをしたいと思います。最後くらい長めに自分語りさせてください。
 大学入学時、将棋はエンジョイ勢でやっていく予定でした。実際1年の頃は部にはあまり顔を出さず(コロナのせいもありますが)、将棋も適当な袖飛車ばかり指していて、そんな感じでゆるくやっていました。2年生になって、さすがに袖飛車では全然勝てないということになり、ちゃんとした将棋を指すようになりました。ちょうど4月に別のサークルを脱退して時間に余裕が生まれたこともあり、生活における将棋の比重が増していきました。そんな中参加させてもらった王座戦、大学将棋というものを初めて肌で感じて、純粋に「かっこいい」と思いました。上位選手たちが勝利を目指して全力で将棋を指す姿、そのなかで優勝を掴んだ者の歓喜の涙、そして結果を残せなかった者の悔し涙と、色々な感情がごちゃ混ぜになったあの雰囲気に感銘を受けました。自分もこの舞台に立ちたい、そう強く思いました。
 心機一転して臨んだ春季部内リーグ戦、ここで私はB級からC級に降級しました。勝ちたいという欲が強すぎて空回りしてしまう、近藤現象に陥っていました。やっぱり自分には才能がないのかなーと思ったり、そんな感じで2年生は過ぎ去っていきました。
 3年生になってから現在まではずっと将棋に打ち込んでいたというわけではなく、やったりやらなかったりの繰り返しといった感じでした。そして少し話はそれるのですが、3年次が始まった辺りから私の人生観、というより物事に対する認識・解釈の傾向が少しずつ転換していきました。具体的には、物事の判断に際して哲学的な思考を積極的に取り入れるようになっていきました。きっかけは色々あって、1年の頃入っていたボランティアサークル内でのいざこざから社会心理学のような分野に関心を持ったこと、友人から勧められた小説から読書にハマり、その中で哲学的な思考、より幅広く言えば個々の出来事・知識を体系化するプロセスに興味を持ったこと、そして何より、身の回りに溢れている原因不明の疑問に自分なりの答え、解釈を与えたいという知的好奇心が増幅されたことがあります。その「原因不明の疑問」の1つとして、将棋における実力差が生じるのはなぜか、そして自分には何が足りていないのか、というものがありました。3-4年の間は、この疑問に解釈を与えるということを頭の中でずっとやっていました。
 そして2023年も後半に差し掛かったころ、なんとなく私の中で整合性のありそうな解釈が生まれました。将棋の実力は「個人の能力」と「将棋が好きかどうか」の2つの要素で決まり、自分には後者の「将棋が好きかどうか」が欠落している。個人の能力というのは、単純に学力とほとんど同じものと考えています。私は東北大生の中でも学力は高い方だと思っているのですが()、頭脳ゲームである将棋でどうしてここまで勝てないんだというのがずっと疑問でした。この理論に至って、なるほど自分はあまり将棋を好きではないからこの実力なのか、と妙に納得してしまいました。そもそも学力と将棋の強さが相関しているだろうというのは王座戦に出てくる大学のメンツを見たら大体予想できることで(それを示すかのように今年度は東大が優勝していましたが)、それ以外の要因は何だろうとずっと考えていたのですが、部内の強い人たちを何度も眺めているうちに「彼らは純粋に将棋が好きなんだ」と気づきました。
 ここでほかの要因、例えば努力量の大きさとか将棋に費やした時間とか周囲の環境とかが影響しているんじゃないかという仮説も当然考えられます。しかし私の解釈としては、前2つで得られる効果は「将棋が好きかどうか」に大きく左右されるし、周囲の環境というのも結局は「将棋が好きかどうか」に帰結するんじゃないかなと思っています、将棋が好きなら例え山奥に住んでいようが道場にも通うし棋書も読むのであまり関係はないということです。
 そして、この「個人の能力」と「将棋が好きかどうか」ですが、どちらも自分自身ではコントロールのしようがない要素なんだろうと思っています。この結論に行き着いてから、自分がこれ以上強くなることは難しいということを悟りました。将棋に対するモチベーションも失っていき、自分の引き時を感じ始めました。

 そんな中、秋大会の山形大学戦に出場してほしいと主将から言われ、否が応でも将棋に取り組まなければならなくなりました。流石に無策で対局して負けたら殺されると思ったので、対策を色々と立てて臨みました。このころの私の実力は、これまでと比べればそれなりに強かった時期なのかなとも思うのですが、結局のところ将棋を楽しいと思ってやっているわけではなかったので、頭打ちが来るのは目に見えていました。12月、やはりその限界が到来し、(もちろん卒論で忙しかったのもあるのですが)ほとんど将棋の勉強には身が入りませんでした。ただそんな中でも、王座戦自体はものすごく楽しみにしていました。2年前とは顔ぶれの違う、いまのメンバーで全国大会を戦えるというのが嬉しかったのと、対戦校の中に絶対対局したい人物がいたからです。
 王座戦day1、R3対北海道大学戦、狙い通り彼との対局が実現しました。小学生時代から共に切磋琢磨し、高校では団体戦を共に戦い、そして大学4年になって将棋を再開して王座戦の舞台にやってきた北大のエース、北村総一朗くんです。実はこのカードを実現させるために事前に北大のオーダーを彼から聞き出し、それに対応して私のオーダーも後ろの方に調整させてもらっていたのですが(ご迷惑おかけしました…)、いざ対局できるとなると何というか不思議な感覚というか、本当にやるのか… という思いでした。ちなみに後日談ですが、北大のメンバーのなかでもこのカードを見てみたいという話が出ていたり、当時の北海道高校将棋界隈の人たちがTwitterでこの対局に反応していたりと、意外と注目されていたようです。対局の流れとしては、ペースを掴んでいた私が終盤の入り口でバグを起こして、そこから一気に負けにしてしまったといった内容でした。まあ北村との通算成績もおそらく2~3割くらいしか勝ててなかったので、ここで最後に私が勝ってしまうのもおかしな話ですよね。さきほどからずっと将棋楽しくない楽しくないと綴ってきましたが、北村戦だけはちょっとだけ楽しかったです。

 3日間王座戦を見守ってきて思ったのは、ここで戦っている選手と自分とは将棋に対する価値観が異なっている、この場は自分がいるべき場所ではない、ということでした。2年前に感じた上位選手たちへの憧れとか、全力で将棋を指す姿の格好よさとか、そういったものは何も感じませんでした。これもすべて、自分自身の中で将棋をすることに対する「答え」を見つけることができたからだと思います。大学将棋は、言うなればプロへの道を目指していない選手が多いわけで、つまり将棋を「趣味」として楽しんでいるプレイヤーの集まりといえます。そのような人が集まる王座戦は、熾烈な戦いが巻き起こる崇高な大会というよりは、どちらかというと全国の強い選手が集まるお祭りのようなものという認識でいます。そのため例え優勝したとしても、得られるものは名誉と周囲からの賞賛くらいです。だから私は、大学将棋の大会において何勝何敗で何位だったとかいう目に見える結果に興味はなくて、それよりも出場した個々人がそれぞれ自分なりのテーマを持って臨み、大会を通してそれがどの程度達成されたのか、そして将棋そのものをどれくらい楽しめたのか、という方が重要だと思っています。我々のチームでは今回の大会、輝かしい成績を収めた人もいれば、思うような結果を残せなかった人(私含め)、体調不良で出場が思うようにできなかった人もいます。ですがすべての人にとって、この大会から得るもの、感じたものが何か一つでもあればいいなと思います。

 私は今後、将棋からは身を引くつもりです。小3から中学生時代を除いて約11年間、将棋を通じてたくさんの人と出会い、たくさんのことを学ぶことができました。今年は最高のメンバーで一緒に団体戦を戦い抜くことができ、私の将棋人生を支えてくれた友人と最後に王座戦の場で対局することができました。丁度いいタイミングかなと思います。まあ気が変わる可能性は普通にあるのでまた戻ってくるかもしれませんが(笑)。
 最後に、もし将棋に対するモチベーション、楽しむ心を失いかけている人がいたら、無理せず将棋から離れることをお勧めします。趣味は楽しむものなので。離れることは逃げでも何でもありません。あと、将棋を楽しんで取り組むことの大事さは下の方で4年生や先輩方がたくさんおっしゃられていることと思いますが、楽しくない時に無理して楽しみを見出そうとすると逆効果になったりします。モチベの波は全員共通して存在するものです。モチベの波に身を任せ、時に明後日の方向に流されて、そこから別の方向へ進むもよし、時間をかけて戻ってくるもよし。趣味とはそうやって接していくものだと思います。

ここまで長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
そして最後に、将棋を通じて私と関わってくれたすべての方に感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。

富樫 陸斗
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近藤さん (8y21zeof)2024/1/4 18:48 (No.1030909)削除
4年の近藤光です。
あけましておめでとうございます。遅くなりましたが、学生王座戦の振り返りをしていこうと思います。

まず、団体戦の結果は5勝4敗で10団体中6位でした。
5位の大阪大学には最終順位こそ負けてしまったものの、直接対決を制することができたのは非常に大きかったです。
また、金沢大学を除く全ての地方大学に勝つことができたのも大きかったと思います。
この一つひとつの勝利はチーム全員で勝ち取ったものだと思います。
おかげで最後の大会が最高の思い出になりました。
本当に感謝しかないです。
私は、東北大学将棋部の雰囲気がとても大好きで、来年一緒に大会に出られない(はず...な)のはとてもさみしいです。
この順位よりさらに上に行きたいという夢は、来年以降の後輩たちに託そうと思います。
そして私は、無事夢を託せるように卒論を頑張りたいと思います(笑)。

次に、個人の成績は7回出させていただいて3勝4敗でした。
7局も出ることが出来たのは4年間で初めてで、とても充実感がありました。
最も印象に残っているのは大阪大学戦です。
チームが3-3で自分の対局が最後に残りました。
局面は勝勢でしたが一手間違えると入玉を許す緊張感のある終盤戦でした。
これまでの自分なら終盤になると緊張で変な手を指して負け、落ち込みながらここに毎年恒例の反省を書いているところでした。
ですが、その日はただひたすら盤面に集中して手を読み、純粋に将棋を楽しんでいました。
あの時は60秒間をとても長く感じたのを覚えています。
終わってみれば完勝譜で、今までずっと自分が悔しい思いをした4年間が報われたような気がしました。
結果、チームが4-3で勝利し、4年生としての仕事をしっかりと果たすことが出来てほっとしています。
そのほかの将棋の内容も、全体的に非常に満足のいくものでした。
中盤で相手の指し手を分かりやすくしない手を選んだり、強豪相手に終盤で競り合うなど、4年生の集大成としては十分な棋譜でした。
ただ、最終日に精彩を欠き3連敗したことだけがもったいなかったです。
どれも将棋になっていたものの、いまいち読みが入っていませんでした。
欲を言えば勝ち越しで終わりたかったですが、それも自分らしいのかなと思います(笑)。

今まで4年間、終盤で緊張するのが弱点ということを散々書いてきましたが、それに対する答えがこの大会で見つかった気がします。
それは、ただ目の前の局面を楽しむことです。
これまでは、勝つことに対する気持ちが強すぎて、空回って変な手を指していた気がします。
今の局面に集中できず、ぼんやりと遠くに見える勝ちだけを考えていました。
ですが、今回の大会はどの対局もただひたすら今の局面に集中して読むことを楽しめていました。
とても長かったですが、ようやく自分が4歳の頃に将棋を始めた原点に戻れた気がします。
思えば昔(小学生の時)も、純粋に将棋を楽しんでいたのが、次第に結果を求めるようになり、苦しくなって将棋をやめました。
パラドックスみたいですが、将棋が強くなりたいなら将棋で勝つと思わずに純粋に楽しめということが自分の答えです。
本当は大学生で将棋を引退する予定でしたが、どこまで自分の将棋が通用するのかこれからも楽しんでいこうと今はそう思っています。

最後に4年生、後輩の皆さんにメッセージを残します。
4年生の皆さん。
4年間、ありがとうございました。
部室でしょうもないことを話した時間、リーグ戦で切磋琢磨した、大会を共に戦い抜いたはとても楽しく、一生忘れることはありません。
やっぱり、僕はこの東北大学将棋部が大好きです。
会える頻度はこれから減っていくかもしれませんが、また会ったときは将棋でも指しましょう!
そして、後輩の皆さん。
来年はチームの大半を占めていた4年生が抜け、不安だと思います。
今後、様々な困難に立ち向かわなければいけないかもしれません。
そんな時は、どうか1番大切なこと、仲間と楽しむことを忘れないでください。
そして、将棋を楽しむことを忘れないでください。
きっと素晴らしい思い出になると思います。
これからもずっと応援しています。

最後は自分語りも入りましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
そして、四日市で一緒に戦った皆さん、応援してくださった部員、OBの皆さん本当にありがとうございました。
今後とも、東北大将棋部の応援の程、よろしくお願いいたします。

東北大将棋部4年 近藤 光
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武藤さん (8zkecg53)2024/1/4 11:08 (No.1030564)削除
王座戦お疲れ様でした。大会が終わってもしばらく気持ちが落ち着かないままで、年が明けたタイミングの投稿になってしまいました。4年間色々あったなと思ったので、過去のことを振り返ってから今大会について述べます。長文すみません。

大学将棋で初めて団体戦全国大会に出場したのは2020年末、1年生の時でした。当時は島田、上遠野、近藤という同期と、雲の上の存在のような先輩方に支えられて、なんとか王座戦に連れて行ってもらいました。でも自分の実力がまだまだ足りないことを実感して、本当に悔しかったです。
そうして、将棋人生で最も練習に打ち込んだのが2年生でした。当時はようやく同期や先輩方と対面での深い繋がりを築き始められた頃で、新鮮さと熱意と、楽しさがありました。マジでアチィ〜って感じでした。ただ、その年の王座戦も、榎本さんや野田さんをはじめとする多くの「柱」の方々に助けられてばかりで、自分の実力不足を感じていました。
3年生になって、トリプルアイズ杯で格上相手にいくつか金星をあげられて「少しはチームに貢献できそうだ」と思った矢先の秋大会、僕が決勝戦で負けてしまったせいで、当時の4年生のみなさんを最後の王座戦に連れていけなかったのは、今でも本当に申し訳なく思っています。
そして4年生になり、将棋から離れてしまいました。もちろん学業や就活で忙しいという理由もありましたが、頼れる後輩たちが増えたのと、自分の引き際をだんだん感じ取っていたからです。部員たちが秋大会で優勝して王座戦の切符を獲得したというニュースを聞いた時、すごいな…と圧倒されたと同時に、どこか自分事ではなく他人事のような感覚が湧いていて、きっと自分の将棋熱はだいぶ冷まっていたのかなと思います。部内で王座戦出場希望者を募った時、13名まで名乗り上げ、あと1枠が空いていて、「どうせ後輩か誰かが出るのだろう」と考えていました。でもその時、島田や富樫が僕をメンバーに誘ってくれて、最初は戸惑いましたが、次第に「どうにか、最後の年、将棋部に貢献したい」という熱意が湧いてきました。チームには、お馴染みのメンバーや、新しい顔ぶれも数人いると聞いて、ワクワク感を持って王座戦出場を決意しました。
学業の隙間時間を見つけては、対局をしたり、将棋部の伝統芸・詰めチャレをやったり、とにかく将棋の感覚を取り戻すように努めました。そのうち、将棋やっぱり楽しいなと感じ始め、棋力も回復してきました。それと同時に、なんで将棋から遠ざかっていたのか考えるようになりました。きっとその答えは、おそらく1~3年生時代までの、チームに貢献できていなかった頃のやるせなさや悔しさを引きずったままで怖くなってしまって、「もういいや」と将棋から逃避していたんだと思います。卒論の執筆でかなり時間のない最近ですらそれなりに将棋に関われていたんだから、これまで「就活が〜」などと言っていたのはたぶん自分が将棋から遠ざかるための口実を色々作っていたのかな、と。だから、ちゃんと将棋に向き合って、今度こそチームを支えたいと意気込んで臨みました。

今大会の結果について、個人の結果は4勝2敗でした。自分らしい将棋(序盤で有利になって中盤維持して終盤斬り合って勝つみたいなやんちゃな将棋)を発揮できたのは良かったです。また、そもそも団体戦で6回も出してもらったのは今までになくて、最後の大会にして初めてフルオーダーメンバーとしての役割を与えられて本当嬉しかったです。ただし、地方大学の「この人の名前見たことあるな」というような人たちに4勝はできたものの、フルオーダーの選手としては最低限の仕事でしかないよなと思っていて、つまり、2敗した部分である東大戦と立命館戦では、実力の差を見せつけられて為す術がなかったのは悔しいし、チームに対して申し訳ない気持ちで一杯です。いろんな思いが残った大会でした。
他方でチームの結果は6位となり、おぉぉ〜という感想です。関西勢にパンチを入れたことや、メンバーたちが試合も情報収集も頑張ってくれたことによる結果だなと思います。特に笹原や齋藤、松本は格段に強くなっていて、本当にチームを良い方へ導いてくれて、現状もこれからも柱になるんだなと確信しました。また、関根や尾崎、大滝は結果こそ負けの方が多いものの内容は鍛えが入っていて、来年度以降の将棋部を支える存在になってくれると思います。外島は急遽参加できなかったけど、最近の頑張りはすごいなと思うし実際すごく強いから、今の2年生の代を代表するメンバーの一人として今後も応援しています。これからもみんなの活躍を祈っています。
そして最後に島田、近藤、上遠野、富樫、南條、高橋は、昔からずっと切磋琢磨してきて、対局や練習を一緒にやったり、くだらない冗談ばっかり話したり、本当に楽しかったしありがたいです。最後の大会でメンバーを組めて幸せでした。ちょっとエモが発動してきちゃいますね(汗)。
そしてさらに最後の最後に、メンバー以外の部員も先輩方もOBの方々も、みなさんと同じ部活で会えて、時間を共有できて、感謝の気持ちで一杯です。刺激や楽しさが溢れる部活だったし、得るものが本当に多かったです。心からありがとうございました。
もはや出られる大会がなくなったので将棋部に直接的に何か貢献する手段がなくなってしまったのが少し寂しいんですけど、今後も色々語らいましょう!ご飯でもいきましょう!20歳以上の方々は飲みましょう!!そして何より病気には気をつけましょう!長文失礼しました!笑

4年 武藤
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島田さん (8y47d7d5)2023/12/31 18:32 (No.1026471)削除
大会お疲れ様でした。4年の島田です。王座戦の振り返りを記します。
全体成績は5-4、6位は前回(山大の)10位から4つも上げる大躍進。一時は5位も見えていたとはいえ、個人的にはほっとした感じの順位でした。東北大個人成績も6勝が2人、3・4勝が4人とばらけており層の厚さが体現できた試合であったと思います。一緒に戦ってくれた仲間に感謝です。
個人成績は2-1。初めての勝ち越しは素直にうれしいものの、最終的に阪大に1勝を逆転で返されてそのまま最終順位に響いてしまったこと、そして体調不良で最終日に出場できなかったことがなにより悔やまれます。本当にごめんなさい。
対局の中身は筋違い角で1-1,対中飛車の急戦で1勝でした。どれも序盤からうまく仕掛けられたので、2年間続けていた研究が実を結んだことが実感できました。ただ、あれだけ研究した対三間急戦は一回全国でやってみたかった。
これで私の学生将棋は終わりです。鍛えてくれた先輩方、切磋琢磨してくれた同期、支えてくれた後輩たち。ありがとうございました。こんな筋違い角使いを団体戦で起用してくれてありがとう。

それでは皆様、良いお年を!
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島田さん (8z7igd27)2023/12/31 15:00 (No.1026238)削除
遅くなりましたが王座戦の結果です。
1R vs東京大学 1-6 負け
2R vs金沢大学 2-5 負け
3R vs北海度大学 6-1 勝ち
4R vs大阪大学 4-3 勝ち
5R vs九州大学 6-1 勝ち
6R vs早稲田大学 1-6 負け
7R vs山口大学 4-3 勝ち
8R vs立命館大学 2-5 負け
9R vs名古屋大学 5-2 勝ち
全体5-4で6位でした。
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高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 09:40 (No.1023042)削除
泣いても笑っても最終日です!頑張ろう
第7R vs山口大
東北大奇数先

1 近藤-坪居
2 武藤-黒田
3 齊藤-長坂
4 笹原-山村
5 松本-岡崎
6 関根-財津
7 上遠野-柳田
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 09:48削除
1.安定の相雁木
2.対中飛車 5筋の位を取らせないタイプの居飛車で迎え撃つ
3.相手が袖飛車 齊藤の角が55で威張っている
4.角換わり
5.三間。石田流に構える狙いかな?相手は天守閣美濃
6.居飛車。相手は向かい飛車から穴熊へ
7.相雁木
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 10:02削除
1.右玉にしたがその右側の端を狙われている 40 
2.相手は穴熊へ 50
3.角が交換になってもう一度打ったようだ、袖飛車の飛車に角でアタック 55
4.笹原、銀を1、2段目で動かして銀矢倉へ守備的な構え 50
5.相手は端に玉を引いて銀冠に組みにいく 50
6.形勢は互角だが2枚の穴熊が実践的にはいいのかな?端はつめることができたが。49
7.73と37の角が歩を挟んでに睨み合う 50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 10:09削除
1.近藤の駒が窮屈で、玉も隠せていない 40
5.銀冠にする前に歩がぶつかっている 51
6.4筋の位を取った 相手は三間に振り直す 48
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 10:19削除
3.桂馬を得した 58
5.相手は金銀が前に出て遊んだ 角を打ちんで攻めていく 攻めが続きそう 65
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 10:33削除
1.きつい桂馬を打たれたが飛車先突破されて何もできない最悪の展開は避けられたか 35
2.角金交換して金をで両取りをかけたがどうか 48
3.角と金を交換したようだが成駒を2枚作り局面を制圧している 75
4.本格的な戦いになる前に相手は秒読み 51
5.左桂が手持ちの銀に化けた 馬を作って攻める 高美濃+58銀で囲いも圧倒的に強い 80
6.飛車は手にできたが攻め合いは相手の望むところ 40
7.相手から仕掛けたがどうなっているのか 50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 10:45削除
1. うまく受けたのか相手が攻め間違えたのか、押し返す希望が見えてきた 43
2.相手の2枚の穴熊が薄そう 52
3.攻めきれるか? 80
4.攻めのターン 55
5.攻めが決まっていそう 90
6.相手の攻めがきつい 穴熊も硬くてつらい 20
7.駒得だが相手の想定内なのかどうか 玉形は相手が有利
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 10:50削除
5.勝ち
6.相手が手持ちの金を守りに使う 相変わらずきつい 15
7.相手の攻めは頓挫 65
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 10:59削除
1.なんとか踏みとどまってはいるが…30
2.玉をうまく逃げた 攻めきれるか 65
3.相手は防戦一方 上に逃がすとめんどくさい 70
4.攻めてはいるが難しい 50
6.龍を引いて粘る 30
7.玉が広い 70
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:05削除
1.粘るがきつい 30
6.粘るがきつい 25
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:07削除
2.噛みつかれたが攻めきった 勝ち
これで2-0
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:13削除
1.負け
3.入玉されたが押し返す ミスるとヤバい 65
4.攻め駒が少し増えてきた
6.まだ粘っている 25
7.まだ長そう 65
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:18削除
3.追いかけっこは齊藤が勝ちそう 90
4.飛車を攻めたがはり駒が少ない 30
7.自玉だけ火が付き始めた 40
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:19削除
7.失礼、駒台に飛車があった 65
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:22削除
3.勝ち 
現在3-1
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:27削除
4.桂が抜けるのか、それはきつい 25
7.相手は王手飛車狙いだけならいいけどどうなんだろう 65
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:29削除
4. 負け
6.粘っていい感じになってきた 50
現在3-2 頑張れ
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:35削除
7.寄せ切った 勝ち
これで4-2で東北大勝利確定です
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:38削除
6.きついか? 30
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:43削除
7.受かってなさそう 1
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 11:45削除
7.詰まされました

4-3で東北大勝利ですが勝ち数はあまり稼げず
返信
返信20
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/28 09:36 (No.1023037)削除
一応ですが…
対局を見ながら実況できる人は1人のため、こちらでは局面をみた後に一度その場を離れ、スマホを触っていい場所で実況しています
返信
返信0
上遠野さん (8xxylcz7)2023/12/27 17:31 (No.1022475)削除
1. 寄せ切って勝ち。強いっすね
2. 相手が寄せのフェーズに入っている。10
3. 川島相手に粘りに粘ってて偉い👏
ただもうすぐ詰まされそうな所まで来てしまった。10
4. 間違えてくれなかった。寄せられて負け
5. 惜しくも及ばす。負け
7. 相手は自玉の詰みを考慮しながら攻めなければならない。と思ってたところで詰まされて負け。

現在、1-4です。
上遠野さん (8xxylcz7)2023/12/27 17:33削除
2.3. 寄せられて負け

最終結果は1-6となりました。また、これで本日の対局は以上となります。明日最終日も応援よろしくお願いします!
返信
返信1
上遠野さん (8xxylcz7)2023/12/27 15:58 (No.1022383)削除
東北大学vs早稲田大学戦
の実況は上遠野がお送りします。

東北大学偶数先
1. 近藤ー宮下
2.高橋ー近藤
3.尾崎ー川島
4.松本ー葛西
5.関根ー糸田
6.富樫ー根本
7.南條ー佐伯

本日最後の対局です。応援よろしくお願いします!
上遠野さん (8xxylcz7)2023/12/27 16:12削除
1. 近藤の相手は袖飛車の出だしだが、近藤は飛車を大転換し、飛車を戻させ袖飛車を許さない。荒ぶってんね。

2. 高橋は向かい飛車に。相手は変速エルモ?
3. 尾崎雁木 vs 川島の矢倉
4. 松本は角交換相振り飛車
5. 関根は相掛かり戦
6. 富樫は三間飛車に対して居飛車穴熊
7. 南條は三間飛車に構え、穴熊を目指す。相手は急戦模様
上遠野さん (8xxylcz7)2023/12/27 16:29削除
1. 近藤はひねり飛車っぽい形に落ち着く。そんなのやったことあったっけ?チャレンジャーだね。49
2. 高橋の石田流にエルモで先攻される。抑え込まれないようにしたい。45
3. 尾崎のツノ銀雁木に対し、川島はガチガチの矢倉。中央に模様を張られると動きにくくはなりそう。45
4. 角交換相振りは何もわからない。松本の囲いは腰掛け銀4八金型の鏡写しになっている。50
5. 相掛かりなので一手の間違いが命取り。お互いゆっくり考えており、進行ペースも1番遅い。50
6. 富樫の銀冠穴熊を上から制圧しようとしている。追い返せるのか。50
7. 南條先生は、無事穴熊にお入りになられた。南條先生は似たような将棋を齊藤と何度か指しているらしく、自信のある展開と言えそう。51
上遠野さん (8xxylcz7)2023/12/27 16:48削除
1. 目を離したら飛車銀交換になっていた。打ち込まれるスペースは今のところないが、まとめ切るのは相当な腕力が必要。筋トレが趣味な近藤ならあるいはやれるかもしれない。40
2. お互いに駒を捌き合った。相手の歩が5筋に伸びてくるため、分は悪そう。40
3. 端の香まで使った全霊の川島アタックを食らっている。すぐに潰される筋は見えないが、秒読みに入ってしまったことを含めるとツラい。35
4. 相振りの駒組みはまだ続いている。お互い何を目指しているのか。君たちはどう生きるか。50
5. 相掛かり特有、中空で大駒がぶつかりあっているがまだ形勢の針はふれていない。秒読みに入った途端勝負が決まりそうな将棋。持ち時間はあと7分。50
6. 穴熊の香車は桂馬と交換になったが、富樫は玉頭攻めをとりあえず受け切ったように見える。どこに主張を見出していくかが重要。50
7. 南條は3枚の穴熊、相手は銀冠。お互いの飛車は5筋に振られ、歩がぶつかっている。中盤の重要局面だが、持ち時間はこっちの方が多い。よくお考えになってください。50
上遠野さん (8xxylcz7)2023/12/27 17:09削除
1. 小駒をうまく使い、勝負形に持ち込んだ。ただ持ち駒が少なく、攻めをつなぐのは難しい。玉形は大差で勝ってるため、相手の攻めから駒をもらいたい。30
2. 先に飛車の成り込みに成功しているが、角桂交換の駒損は大きい。うまく噛み付いて損得の関係ない将棋にしたい。40
3. 秒読みの中よく戦っているが、金桂交換の駒損が大きい。左辺の開拓に期待。35
4. 松本は端角を打ち、間接的に玉に狙いをつける。これが効果的に働くかがこの将棋の肝になりそう。東北大のスナイパーの腕の見せ所。50
5. お互い秒読みに入っている。攻めは繋がっているのか?難しくてわかんないけど個人的には関根持ち。55
6. 完全に食いつかれている。相手の高美濃に皮膚はないが、攻めは困難。間違えてもらうしかない。15
7. 相手がうまく捌いたか。まだ駒割りは互角だか、今後駒損が広がっていきそうな形。なんとかなれ。40
上遠野さん (8xxylcz7)2023/12/27 17:24削除
1. 相手は寄せのフェーズに入ったぽいが、それ寄ってます?。持ち駒の大駒を活かして、合駒を使わせてつつ粘り勝ちするのがいいと思いますいける。65
2. 相手は攻めを余しにかかっている。形勢は悪いが相手の方が神経を使う将棋ともいえるがんばれ。40
3. 駒が足りない。中段玉の耐久はいかほどか。35
4. 角打ちが厳しく寄せられそう。粘れるかは相手次第。10
5. 包囲網を築いているが、勝っているのか?自玉の寄せの方が速そう。30
6. 寄せ切られて負け
7. 肉薄しているが、駒が足りないか?でも実践的には勝ちやすそうな気がしなくもない。60
返信
返信5
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 12:44 (No.1022247)削除
第5R
vs 九州大
東北大偶数先
1.島田ー中嶋
2.武藤ー山口
3.笹原ー長友
4.松本ー池辺
5.大滝ー向井
6.上遠野ー西山
7.富樫ー久保(翔)
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 12:56削除
1.居飛車 相手は中飛車 序盤から囲わずに激しい展開 50
2.相居飛車の力戦 飛車先交換して武藤の右銀が25まで進出 55
3.角換わり腰掛け銀 31玉型で飛車が4筋へ 
4.角交換相振り 元はお互い三間で松本くんから角交換したように見える
5. 三間 相手は居飛車穴熊
6.居飛車 相手は右端の位を取れたので振りそう
7.三間 相手は中飛車左穴熊
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 13:05削除
3.攻めが強い 飛車が相手の玉頭を直撃している 60
4.お互い向かい飛車 相手が筋違いに角を打った 収まればありがたいけど端攻めに効いてきたら厄介 50
5.駒組みが続く 50
6.相手は袖飛車に振った 力戦 50
7.すんなり穴熊に組ませた 南條は高美濃で44銀型の石田流に構える 50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 13:08削除
1.割り打ちの角が厳しそう 65
2.攻めの銀と守りの銀の交換に成功 まだ先は長い 53
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 13:26削除
1.駒得 馬を作られたが大丈夫だろう 相手陣は脆いし歩で攻めれる 65
2.着々とポイントを稼ぐ 57
3.攻めが決まったようだ 75
4.攻めの糸口をどこで見つけるのか 50
5.クマられて攻められる苦しい展開 30
6.まだぶつかり合ってはいないが矢倉で26角まで持っていけて良い感じ 55
7.良さげな仕掛けでリード 60
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 13:42削除
1.相手も駒を持ったがすぐに攻められることもなさそう 島田の攻めのほうが速い 75
2.武藤 銀を手放して攻める 55
3.勝ち 強いね 
4.相手の端攻めをいなしたようだ 60
5.脆い 攻められてる 切れない 20
6.玉側の端は破られたが攻めてる 60
7.攻めてるけど相手も硬くて遠い 60
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 13:54削除
1.攻めの速さで勝っている ミスると一気に危ないが現状問題なし 78
2.気持ちよく攻めてはいるがどうか 53
4.相手の攻め駒を責める 相手はしばらく何もできない 85
5.はっきり苦しい 3
6.お互い難しい 55
7.攻めあぐねている間に攻められた 30
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 13:57削除
1.島田勝ち
現在2-0
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:01削除
2.ここまで来てもまだ難しい 50
4.ほぼ相手は攻めがない 囲いの姿焼き 98
5.負け
6.勝ち
現在3-1
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:05削除
2.敵玉近くに馬ができたがどうか 60
4.読み切ったかな 99.9
7.お互い堅い 55
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:07削除
4.勝った
現在4-1で東北大勝利確定
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:10削除
2.相手も抵抗するが駒得が大きい 70
7.駒得して良くなった 80
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:15削除
2.相手も嫌なところをついてくる 65
7.相手の攻めは飛車だけ 85
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:19削除
7は☓富樫◯南條でした Twitterコピペしたのがバレますね…
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:22削除
2.寄っているのか? 70
7.勝ち
現在5-1
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:30削除
7.寄らなかったが駒得が生きる展開 75
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/27 14:41削除
さっきのは7ではなく2
2.勝ち

東北大6-1で勝利
返信
返信16
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 09:40 (No.1022121)削除
2日目が始まります!
第4R大阪大学戦
東北大学奇数先
1島田ー木村
2近藤ー松村
3齊藤ー小林由
4笹原ー小野
5松本ー福田
6関根ー橋口
7上遠野ー笠原
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 09:44削除
1筋違い角を打つ瞬間を見たかった…
2相雁木模様
3矢倉模様対左美濃
4角換わり
5三間飛車対居飛車持久戦
6左美濃対雁木
7相手の四間飛車、上遠野はギリギリまで態度を明かさない
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 09:51削除
1相手は6筋に位を張る定番の対策、島田先生は当然何度も経験している形でしょう55
2相手は右玉を選択、バランス型戦型での捻り合いは近藤も望むところ50
3齊藤機敏に飛車先交換、すでに相手の陣形が歪む55
4相手は角交換型右玉、笹原落ち着いて玉を入城50
5相手のイビ穴に松本は石田流に組み替える50
6関根早くも仕掛ける50
7上遠野は相手の陣形を見てからエルモを選択50
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 10:01削除
1相手は堅さより厚みを優先する駒組52
2近藤のツノ銀雁木はいつ見ても美しい
3相手は角交換型右玉に、右玉が隣接している55
4相手珍しい自陣角から仕掛ける、笹原うまく対応できるか50
5相手の右金がくっついていないのに対し、松本陣は一旦完成 主導権を握れそう52
6関根角銀総交換を果たす、直線的な攻めに踏み込めるのが関根の強さ53
7上遠野トラック囲いに改築50
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 10:13削除
1島田魂の筋違い角穴熊52
21番ゆっくりとした進行になりそう50
3お互い自陣角を放つが、相手の方が駒がつんのめっている印象52
4笹原6筋に飛車を回る、一旦局面を収めれば形の良さが活きる52
5仕掛けの権利は松本にある、1番いいタイミングで飛車交換したいので相手はかなり神経を使う55
6関根強く飛車角交換を迫る、相手は的確にカウンターを決める必要があり時間を消費する52
7瞬間嫌な形、35歩同歩44角の仕掛けが見える48
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 10:25削除
1左辺で折衝が続く、穴熊なので何をやっても許されそう55
2近藤は飛車を2筋に転換、方針を定めやすそう52
3右玉相手に玉頭の位を張れたのは大きい55
4局面が落ち着きそう、笹原の自陣角が上手く使えるか51
5松本仕掛けた、振り飛車の方が多く攻めの手を指せそう58
6関根攻防の自陣角、よくできそう56
7相手は5筋から仕掛けた、こういう全面戦争なら上遠野好きそうな展開49
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 10:34削除
1島田角をぶった切って飛車を成る 手が続けば分かりやすく勝てる60
2長そう、結局どちらが得をした序盤なのか50
3 相手の玉がすでに不安定な形 押し潰せるか65
4相手は玉を左辺に、ただ堅くなったとは思えない54
5攻めあい、よく分かりませんが上手く緩急をつければ松本良くなりそう56
6関根相手の飛車を手にした、上手く模様の良さを具体的な形勢に結びつけた感じ60
7飛車すごいところにいますが死なないんですか?49
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 10:44削除
1島田がいやー、ということは多分形勢いい65
2開戦、近藤この辺りの対応が上手い56
3齊藤飛車も成れた、かなり指しやすい70
4笹原の取った位の方が価値が高そう56
5ゴリっと33銀、すでに寄っているのか70
6関根は攻め駒も足りていて安心な展開65
7微差、こういうのは相手目線振り飛車としては良くしに行きたい48
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 10:54削除
1色々刺さってる 入玉さえなければいけそう80
2近藤上手く手を繋いでいる印象60
3終局は近い80
4あんまり相手の攻めが刺さりそうに見えない59
5一旦相手の穴熊を薄くする かなり勝ちやすい展開65
6相手渾身の粘り 落ち着いて指せば必ず勝利を手にできる69
7上遠野力を出せそうな第2ラウンドに50
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 11:07削除
1端ヤバない?30
2相手の玉が泳ぐ展開 仕留め切れるか70
3齊藤勝ち さすが主将
4笹原強く顔面受け 攻めの出番も手にした70
5こういうのは松本逃さない75
6自陣の角も使えてきた70
7相手の手番だったんですか、金取られたの痛そう35
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 11:20削除
1島田負け 端は怖い
2激戦 よく分からないが近藤に分がありそう60
4笹原勝ち さすが
5なんか激戦 まだ松本に残ってそう65
6関根負け 目を離した瞬間に押し寄せてきた
7上遠野負け?終局はしている
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 11:22削除
2近藤勝ち アツい
5松本勝ち 玉頭戦でも落ち着いていた
南條さん (8xxyljij)2023/12/27 11:23削除
第4R東北大学4-3で勝利
返信
返信12
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 16:34 (No.1021497)削除
1.秘技 筋違い角 相手は腰掛け銀から45の位を取る
2.相雁木風 相手が引き角で構えた
3.相矢倉 
4.金無双急戦対四間 駒がぶつかりだしている 55
5.三間対向かい 松本が三間
6.相居飛車 相手が5筋の位を取っているがどうなのか
7.右玉。相手は右玉かと思ったら真ん中に王様が行きました
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 16:35削除
ミスったけど削除パスわからんのでここに続けます
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 16:46削除
1.相手は92に角がいる 島田陣はまとまっているので抑え込
まれないようにすればよさそう  60
2.銀を進めるか引くか 55
4.気持ちよく攻めているように見えたが いつの間にか相手が飛車を持ってる 50
6.相手は真ん中に飛車を振る 50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 16:49削除
3.一旦相手の攻めは終了かな 52
5.端を攻めている 55
7.時間がゆっくり流れる 50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 16:57削除
1.攻め合いは望むところよ 70
2.桂銀交換で損だが手番は近藤 45
3.攻めのターン 65
6.相手が歩を持っているが右玉らしくいなしてほしい 50
7.いつはじまるかな?50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:00削除
1.相手の攻めが終了しそう  80
4.人が集まっていて見れない間に攻めが決まっていた 90
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:03削除
2.相手の拠点を潰しに行く 45
4.読み切ったかな 99
7.歩がぶつかりだした 51
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:07削除
3.攻めが決まってそう 玉もまだ堅い 80
4 勝ち
6.雰囲気は良くないが局面は悪くはない感じ 48
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:16削除
1.飛車持ってないこと以外は全てよし 80
2.激しい攻め合い 相手の玉は戦場に近いが広い 60
3.57のと金に負けなし 80
5.相手は綺麗な左玉 端攻めも一旦止まってしまった 時間は勝ってるが局面は48?
6.関根くん秒読み 右玉にはしばらく手がつかなそう 65
7.攻め合っているようでバランスの取り合いにも見える 50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:28削除
1.もう少しだ! 斜めがないから自玉も安全 95
2.相手にきつい桂打ちが入った 65
3.齋藤勝ち
5.端は破れたが果たして 50
6.激しい攻め合い 50?0か100なのかも
7.攻めは続くのか? 50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:29削除
1.勝ち
2.勝ち
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:31削除
東北大勝ち確
さらに6も勝ち
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:35削除
5.攻めの手がかりに乏しい 35
7.いい位置に馬を作れそう 65
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:43削除
5.相手の攻めが止まった 手を作れれば駒得が生きる 65
7.遊んでた桂が働いた 60
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:47削除
5.攻めが止まっ…てない、相手は歩切れ 55
7.手厚い陣形の完成 75
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 17:52削除
5.いい感じに攻めてる 70
7.いい感じに攻めてる 75
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 18:00削除
5.自玉は安全 攻めも止まらない 90
7.また馬ができたが相手の持ち駒も多い 50
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 18:03削除
5.勝ち
7.うーん逆転模様 25
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 18:29削除
7.絶望の淵から這い上がれるか…?
10→30
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 18:33削除
7 負け しかしよく頑張った

6-1で東北大の勝ち
返信
返信19
高橋さん (8z7umh5u)2023/12/26 16:23 (No.1021488)削除
東北大vs北大
1, 島田-古谷
2, 近藤-大平
3, 齋藤-平川
4, 笹原-三浦
5, 松本-長谷川
6, 関根-川口
7, 富樫-北村
(東北-北海道)
東北大学が奇数先
返信
返信0
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 13:41 (No.1021384)削除
東北大学vs金沢大学
東北大学偶数先
1. 近藤ー武田
2.武藤ー磯崎
3.齊藤ー蛯澤
4.笹原ー番井
5.松本ー國井
6.関根ー藤原
7.上遠野ー桑原
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 13:47削除
1近藤先生、対中飛車率高いですね
2雁木を指したくなった武藤先生
3角換わり腰掛け銀、すでに駒がぶつかっているが、齊藤なら安心してみていられる
4雁木対菊水矢倉
5三間飛車対右四間飛車、12角を打たされているが個人的にはそんなに嫌な形ではない
6雁木対左美濃、なんだか激しくなっている
7相雁木、相手が先行する形
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 13:58削除
1 51銀引の瞬間に相手仕掛けてきた
2 6筋の位が取れて気分はいい
3相手の17角はいかにも筋、先に齊藤玉が傷みそうで気を遣う展開か
4お相手は菊水矢倉ではありませんでした、ごめんなさい 1番ゆっくりした進行になりそう
5居飛車の玉があまり堅くならない形か、気分は振り飛車悪くない
6お互い左桂をと金でとりあう、直線的で怖いが関根なら大丈夫
7端に手をつけられたが、左桂をうまく捌いて反撃する狙いか
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 14:12削除
1嫌なクサビを打ち込まれた、もう一歩も渡したくない
2武藤好所に角を設置
3 2筋が素通しなのは素人目には怖いが、恐らく大丈夫なのだろう
4笹原端に上手く手をつけた 時間管理も上手い
5歩を突き捨てて柔軟に自陣を組み替える 手が見えづらいが辛抱し甲斐のある将棋
6関根31角を放つ、銀損の代償をどのように求めるか
7玉形は互いに31、79だが相手の方がよい位置に見えてしまう
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 14:26削除
1相手大きく捌く、もう攻め合いというより受け潰す展開か
2相手は玉を入城したが、あまり堅くなったとは感じない
3色々齊藤陣に刺さってる、なんとか凌げるか
4相手も上手く端を収めたが、10分の時間差がアドバンテージ
5 4筋のほぐし合いはどちらが得をしているのか、
6痛い叩きが入った、上手く粘る展開にできるか
7相手は田楽刺しを決めるが、第一感堅いところを攻められているのでなんとかなりそう
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 14:37削除
1近藤前を向いて36桂
2ようやく中盤だがお互い時間を使い切りそう
3玉は一旦逃げたが第二波が来る
4と金を作られるが笹原強気の応酬
5不安定な角vs不安定な端
6スレスレの関根玉、それでも一時を思えば上手く手をつけられている
7狙われていた角が馬になった、駒損だが長く戦えば何かあるか
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 14:49削除
1相手の金銀が押し寄せてきた、寄っていそう
2お互い玉形が歪みつつある
3齊藤投了、最後まで指し切った
4笹原飛車を手にする、終盤で強く踏み込めるのも彼の凄いところ
5一目松本陣が安定化して見える
6関根投了、妖しく頑張ったが届かなかった
7上遠野投了、相手の攻めがキツかった
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 14:52削除
1近藤投了 現在0-4で第2R東北大学の負けが確定
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 15:01削除
2終盤戦、よく分からないが武藤の攻めの速度の方が速そう
4笹原貫禄の勝利、東北大学一勝を返す
5相手は玉頭で捻り合いを目指す、2枚角をうまく使えるか
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 15:08削除
2攻防の角を放つ、あとは切れない攻めを考えればよい
5際どい、この一瞬で殴り倒すしかない
島田さん (8z7igd27)2023/12/26 15:25削除
2R vs金沢大学の結果です
1.●近藤ー武田○
2.○武藤ー磯崎●
3.●齊藤ー蛯澤
4.笹原ー番井○
5.●松本ー國井○
6.●関根ー藤原○
7.●上遠野ー桑原○
2-5で東北大の負けです
南條さん (8xxyljij)2023/12/26 15:25削除
2武藤、即詰みに討ち取って勝ち 際どい終盤を強く抜け出した
5松本投了、玉頭の厚みに物を言わされた
第2Rは2-5で終局
島田さん (8z7igd27)2023/12/26 15:30削除
2R vs金沢大学の結果です
1.●近藤ー武田○
2.○武藤ー磯崎●
3.●齊藤ー蛯澤○
4.○笹原ー番井●
5.●松本ー國井○
6.●関根ー藤原○
7.●上遠野ー桑原○
2-5で東北大の負けです
訂正しました
返信
返信12
島田さん (8z7igd27)2023/12/26 10:42 (No.1021258)削除
おはようございます!本日から王座戦です!
実況が各大学一人とのことなので、戦型と勝敗だけになりそうです。申し訳ありません

1R vs東京大学
1.髙橋ー新藤
2.武藤ー大塚
3.尾崎ー岩原
4.松本ー大城
5.大滝ー小林
6.上遠野ー金澤
7.南條ー瀧田
東北大奇数先です。
実況は島田(4)が担当します。
島田さん (8z7igd27)2023/12/26 10:46削除
戦型
1.向かい飛車vs三間飛車
2.三間飛車vs腰掛け銀超急戦
3.雁木vs矢倉
4.三間飛車vs居飛車持久戦
5.三間飛車vs居飛車穴熊模様
6.雁木vs早繰り銀
7.三間飛車vs向かい飛車
島田さん (8z7igd27)2023/12/26 13:16削除
1R vs東京大学の結果です
1.●髙橋ー新藤○
2.●武藤ー大塚○
3.●尾崎ー岩原○
4.●松本ー大城○
5.●大滝ー小林○
6.○上遠野ー金澤●
7.●南條ー瀧田○
1-6で東北大の負けです。
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富樫さん (8z7ihzly)2023/12/26 10:43 (No.1021259)削除
本日から3日間、四日市市にて学生王座戦が行われます。
本来なら掲示板でも実況を行う予定だったのですが、規定により複数人での実況は行えないとのことでしたので、本大会ではXでの実況が主となります。よろしくお願いいたします。
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齊藤さん (8ycnm28f)2023/12/4 20:26 (No.996426)削除
2年の齊藤です。今年の主将を務めています。以下では大会の振り返りとして、まず①現在の将棋部の置かれている状況、②それを考慮したうえで団体戦で結果を出すうえで重要だと感じたことを述べます。項目が多く煩雑になってしまいましたが大目に見ていただけると幸いです。
また、この文章は私個人の振り返りというよりも、今後の我々へ向けて、そして未来の将棋部員へむけて何か意味のあるものを残したいなと思って書いています。長文、駄文ではありますが、ご一読くださればと思います。

①現在の将棋部の置かれている状況
団体戦で勝つための分析をするうえで前提としておきたいことがあります。それは当たり前ではありますが、「全員が将棋にフルコミットできるわけではない」ということです。例えば、研究室配属が決定している方は普段は研究室に時間をとられますし、時期によっては卒論やゼミ、インターンなどに労力を割かなければいけない場合もあります。そうでなくても各々が各々の優先順位に従って、バイトや勉強などの行動を決定をしています。ですので「全員が将棋に多くの時間を費やして全員がめちゃくちゃ強くなる」といのは将棋部としての一つの理想ではありますが、現状を鑑みれば非現実的です。一方で、それでも団体戦で勝ちたいという気持ちも持ち合わせています。我々は昨年の秋大会以降、団体として一度も団体戦に出ることができていませんでした。昨年の秋に負けて、今年の春に負けて、また今年の秋にも負ける、そんな事態は何としてでも避けたいという気持ちも持っていました。すなわち、まとめると、我々は「将棋にフルコミットすることは現実的に難しいけど、団体戦では絶対に勝ちたい」という、ある意味で矛盾した感情を抱えていました。
以下ではこの矛盾した状況を解決するための具体的なポイントを挙げていきます。

②①を考慮したうえで団体戦で結果を出すうえで重要だと感じたこと
団体戦に限った話ではありませんが、将棋で結果を出すための要素は、将棋の内容をよいものにすることと、内容以外の要素(例えばオーダー等)で優位に立つことに分けられると思います。
ですので以下ではまず②ーAとして内容面に関すること、次に②ーBとして内容以外に関することを述べます。

②-A 内容に関して
②-A-1 長い時間の練習をしてから大会に臨むこと
普段将棋に時間をかけている人でも、対局をするのはウォーズやクエストの切れ負けや、長くても24の30秒がほとんどだと思います。
これは悪いことだとは全く思いませんが(むしろ実戦経験を積むうえで大事だとおもいますが)、短い時間の将棋と長い時間の将棋では考えるべき内容や手の選び方、時間の使い方、集中力の維持など多くの相違点があります。これらの相違点は大会本番でいきなり対応できる類のものではないと思います。ですのでそうした普段の将棋との相違点に事前に慣れておく必要があるはずです。もし仮に相手が長い持ち時間に不慣れでこちらだけが慣れていた場合大きなアドバンテージになりますし、当然反対のケースでは大きなハンデとなり得ます。
長い時間の将棋になれることを実現する最も簡単な方法は大会前にリーグ戦を指すことだと思います。リーグ戦であれば多くの人が参加しますし、モチベーションもわかりやすいです。また、大会前に同じ持ち時間で練習会をやるのも有効だと思います。
②-A-2 強い人の感覚を吸収すること
将棋の要素には大局観と呼ばれる抽象的な部分と、読みとかの具体的な部分があると思います。(もちろんオーバーラップする部分があるとは思いますが。)私がここで述べているのは、普段の部室での将棋によって前者(大局観)を伸ばすことが現実的に可能だろうということです。例えば、読みの精度(後者)を上げようと思ったら普段から詰将棋や対局、及びその解析などを行って、日々の研鑽が求められます。前述のとおり、これを全員が行うのは現実的ではありません。一方で大局観(及びそれに付随するような感覚的なところ)は部室で伸ばすことができると考えています。例えば、自分の対局を自分よりも強い人に見てもらって、自分の対局中の感覚と、強い人の対局中の感覚の差異を分析すれば自分の対局感を修正することができます。繰り返しになりますが、これは部室での対局や検討によって実現できるという点で重要だと思います。まとめると、部室での対局や検討で(読みの精度を上げるのは難しいかもしれないが)大局観を磨くことが①を踏まえたうえで重要だと思います。

②-B 内容以外に関して
②-B-1 オーダー作成時の注意点
オーダー作成時に注意することは、当たり前ではありますが、「オーダー作成は不完全情報ゲームである」ということです。まず当然のことを確認しますが、相手は相手が持っている情報に基づいてオーダーを組みます。こちらの持っている真の情報をもとに行動を決定することはできません。例えば、部内では実力の評価された選手であっても相手視点では過小評価されていることも考えられます。もちろん、過大評価されているケースも考えられます。反対に、我々も我々の持っている情報をもとにしてしか判断をすることができません。相手の持っている真の情報に基いて判断することは不可能です。今私が述べたのは至極当然のことですが、軽視されがちなことでもあると思います。すなわち、情報の不完全性に無自覚になってしまうことに注意すべきだと思います。以下ではこの無自覚さによって引き起こされるありがちな二つのシナリオを共有します。
まずは、オーダーに関する議論が熱を増していき(それ自体は素晴らしいことですが)、ある仮定の下に議論を進めるうちに、仮定であったものがいつの間にか確実性の高い前提として誤認されてしまうようなケースです。つまり、ある仮定が序盤に確認されて、(その時点ではあくまで仮定であることに自覚的であるのにもかかわらず)議論が進むうちに仮定であることが忘れ去られるようなケースです。これは意外にも頻繁に発生しうると思います。
二つ目のシナリオは、「こちらの持っている相手に対する情報への信頼性が増してしまう」ケースです。例えば、「相手の○○は~番手くらいの実力だ」という情報は、先ほども確認したようにこちらから見た相手の情報であって真の情報ではありません。特に、相手選手個々人の実力を何人かが把握していても、その選手の部内での評価(実際に相手のオーダーに反映される丈夫はこっち)まで把握するのは困難です。これを失念してしまうのは大きなリスクです。誤った推論を複数回繰り返えすだけで、理論は一気に脆弱になります。
②-B-2 具体的なオーダー作成の手順
↑でオーダー予想は不確実性の上に立脚することを述べました。そのうえで具体的にどうやってオーダーを決めるのかを考えます。まずⅰ)出場メンバーを確定させます。次に、ⅱ)相手から見たこちらに対する期待勝率を考えます。ⅲ)それをもとに、相手の各オーダーに対するこちらの期待勝率を考えます。ⅳ)各メンバーが誰と当たる可能性が高いのかを(2~3人程度)考えます。ⅴ)最後に、それをもとに自分がどのくらい勝たなければいけないのか(チャレンジなのか、落とせない一番なのか)を考えて、各相手に対する具体的な準備を行います。
オーダー作成の手順は上のようにまとめられます。それぞれについて補足します。まず、ⅰでは、最初に相手の情報を一切利用せずに出場メンバーを固定します。つまり、出場メンバーの決定に不確実な情報をほとんど用いないのがポイントです。オーダーの一番大切なところである出場メンバーを、不確実性の高い情報に強く依存して決定するよりも、より確実な情報(部内での実力、やるき、直近の成績、調子、準備時間の有無等)を考慮して決めるほうが期待勝率が高くなると考えるからです。すなわち、ポイントは相手のオーダーを予想して、それに対して有利なメンバーを選ぶよりも、部内での実力、やるき、直近の成績、調子、準備時間の有無等の情報を考慮して前もって出場を依頼して、各メンバーに調整をしてもらう方がよいということです。したがってⅰが終わってしまえばあとは実戦にむけた準備の補強をするだけです。具体的には対戦相手の候補をリストアップして、その各相手に対する序盤の確認と、試合の意味合いの理解など、試合に対してある程度の心づもりをもつための作業を行います。繰り返しになりますが、相手に最適に対応するオーダーを組むのではなく、前もってメンバーを決めて調整をしてもらったうえで、相手のオーダー予想はあくまで対戦相手を複数人予想して心理的内安寧を多少確保するために使うというのがポイントです。

最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます。最後にここに私個人の心情をつづります。まず、今大会に参加してくれた全メンバーに感謝しています。笹原君、松本君は団体チームの2大エースとして抜群の存在感を放ってくれました。彼らの安心感はチームの安定感につながったと思います。四年生の先輩方はみんなやさしく、頼りない主将を支えてくれました。前主将の上遠野さんはオーダー作成等でわからないことがあるとき教えてくれました。島田さんも(普段から迷惑ばかりかけてしまっていますが、、)対戦相手のウォーズ対局の分析など誰もできないようなことをやってくださいました。近藤さんは手厚さと切れ味が両立するようないつもの将棋を指してくれました。また大会後はお酒を飲み交わせて最高に楽しかったです。(本当にありがとうございます)富樫さんには、もしかしたら本人は予想されてないと思いましたが)大会前に山形大学戦への出場を依頼したところ、忙しいのにもかかわらず大会までに準備してこたえてくださいました。南條さんは大会でも本筋の振り飛車を披露してくださいました。弘前大戦での最後まで戦い続ける姿はチーム全員を鼓舞してくれました。高橋さんは団体戦でも得意の中飛車から手厚い差し回しを披露してくれました。高橋さんとは部屋が同じだったのですが、部屋を荒らしてしまい(机を占領してしまい)すみませんでした。外島君は部屋で何度も将棋を指してくれました。粘り強い振り飛車に何度もわからせられました。前田君とは夜まで(朝まで?)将棋を指しました。彼のきれいな振り飛車に感化されて飛車を振って遊びましたが全然勝てませんでした。尾崎君は何といっても大会を運営してくれました。4日間の大会がトラブルなく円滑に進行していたのは理事のお二人のおかげに他ならないと思います。本当にありがとうございました。大滝君は弘前大戦で相手のエースと最後まで戦ってくれました。形勢は苦しい場面が続いたけど、団体戦らしく粘って簡単には倒れなかったから、チームの闘志が消えずに勝ち切ることができたと思います。樺沢君は急遽出れなくなってしまったけど、復活後は大会に参加してくれて、個人戦でも安定して勝利していました。関根君は何といっても山形大学のエースの一角から一勝を奪ってくれました。彼の安定した終盤は60秒将棋でも崩れず、むしろ相手の嫌味を突いて迫るテクニックは抜群だと思います。
最後ににはなりますが、今大会に関わったすべての感謝を申し上げます。全国大会でも結果を残せるように今後も邁進してまいります。
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笹原さん (8yascuye)2023/12/3 13:03 (No.994929)削除
2年の笹原駿佑です。秋季大会の振り返りをしていきます。長文になると思いますが、どうかお付き合いください。
既報の通り、今大会では一年半ぶりの団体優勝、そして個人的には春季に続けての個人戦優勝を果たすことができました。
まずは、団体戦について私の視点から振り返りたいと思います。

一日目の弘前大戦では、オーダーの都合上大学将棋で初めて大将席を任されました。団体戦での振り駒は高校以来だったので、勝負とは別の意味で緊張してしまいました。結果的には無難にこなすことができ、チームも5-2と悪くない形で勝つことができました。弘前大も春季では山大に勝ちかけるなど力のあるチームなので、ここを無難に勝てたのは地味に大きかったと思います。

一日目終了後すぐにオーダー会議が始まりました。オーダー会議では、主将の齊藤君と1年の関根君らを中心に、主に相手がどのような戦略で来るかを場合分けしながら検証していました。会議で印象に残ったのは、関根君が積極的に意見を出して話し合いを進めていたことです。1年生ながら果敢に話し合いをリードしている姿に頼もしさを覚えました。また、後から聞いた話ですが山大は夜遅くにオーダー会議を始めたそうで、そのあたりの意識の差も結果に影響した気がします。

二日目の午後になり、いよいよ本番の山大戦が始まりました。前日の会議の時点で自分は相手の中堅と当たることがほぼ確定しており、確実に勝って他のカードの結果を待つという役回りでした。客観的に見れば勝てそうな相手とはいえ、団体戦は波乱が常なので対局開始前はかなり緊張していました。しかし、対局席に座ってみると相手の顔が青白く、極度の緊張を抱えている様子だったので、プレッシャーがかかっているのは相手も同じだと気付き多少リラックスして対局に臨めました。結果は快勝で、チーム全体も6-1で圧勝することができました。1年生2人が相手エースを倒したというのは期待通りとはいえ、頼もしい限りです。また、あえて具体的には言いませんが、メンバーそれぞれが過去大会の課題の克服を示すような勝ち方ができたという点でも価値ある勝利だったと思います。

以上が団体戦の振り返りで、ここからは個人戦を振り返ります。

個人戦はシードで、本戦2回戦からのスタートでした。シードのおかげで初日の午前中を悠々自適に過ごすことができ、体力を温存できたのは正直大きかったです。準々決勝までは順調に勝ち、準決勝は山大新エースの樋口君でした。当然団体戦で当たることを想定していた相手で、団体戦用にとっておいた作戦を披露しましたが、相手の研究の方が深く序盤はやや苦戦気味でした。しかし、そこから相手のミスが出て逆転し、終盤相手の猛追を振り切って勝つことができました。

決勝の相手は、弘前大エースの三浦光君でした。戦型は対三間左美濃で、これも団体戦用に準備していた作戦でした。珍しく序盤をうまく指せ、終盤の入り口では銀得のほぼ必勝形になりました。そこから震えが出て消極的な手を連発してしまいましたが、結果的には手堅く勝ち切ることができました。
東北個人二冠というのはあまり想像していなかったことですが、全国でどこまでいけるかが本当の勝負だと思うので、これからも棋力向上のための努力を怠らないようにしたいと思います。

最後になりますが、お会いするたびに応援の言葉をくださった三浦雄一郎さん、チームを一つにまとめてくれた齊藤主将はじめ、部員やOBの方々には感謝しかありません。全国では団体・個人ともに爪痕を残せるよう頑張りますので、引き続きの応援よろしくお願いいたします。
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島田さん (8y47d7d5)2023/11/28 22:29 (No.990030)削除
大会お疲れ様でした。4年の島田です。これから秋大会の振り返りをしていきます。先に東北大将棋部について、後に私個人についての戦績や反省を記します。
東北大としては、団体優勝という第一目標を達成でき、王座奪還を果たしました。各自多忙な中参加してくれた4年の面々、オーダー会議で方針をわかりやすく決めた齊藤主将を中心に2年、先輩に臆することなくあらゆる可能性を指摘してくれた1年全員の協力なくして達成できませんでした。本当にありがとう。
山大戦はかなり熾烈な戦いが予想され、大会前私はかなり悲観していたのですが、実際は主将の鮮やかなオーダー作成と選出で見事に優位を取り、結果6-1の圧勝。最後の学年で王座戦にもう一度挑みたいという目標が達成されました。
対中という最悪の戦型で見事に戦った近藤。やる気と実力を急上昇させて爆速で勝ち切った富樫。危なげなく勝利を収めて安定の高みに達した笹原。自分の将棋とオーダー、仲間を信じて成功に導いた齊藤。最強に立ち向かい、これを打ち破った松本。選出を完璧に固め、不屈の終盤力で抜け出した関根。熱戦を外の世界に余すことなく伝えてくれた南條と上遠野、外島。初団体戦で最速勝利を収めた髙橋。弘大戦で強敵にナイスファイトを繰り広げた大滝。体調不良から回復して山大戦までに駆けつけてくれた樺澤。山大戦後に無事到着して姿を見せてくれた前田。運営を見事に1年間こなした尾崎。そして、我々の勝利を信じて応援してくれた他の部員やOBの方々。この場を借りて感謝を申し上げます。個人戦は笹原が貫録の春秋二冠達成。東北の覇者が十傑戦で大活躍する姿を部員一同応援していきたいです。
個人の方に話を移します。団体は6-1の中で唯一の敗北を喫しました。これで団体戦に敗退したら生きて戻れない。そういった思いで準備を進めていました。対中と対ノーマル三間を中心に研究を重ね、松本や笹原に知識を求めて教えを請い、長らくやっていなかった詰めチャレを再開し、ウォーズ10切れやリーグ戦などの実戦も重ね、来るべき時に備えていました。特に昨年は負けがそのまま相手の決勝点になって王座戦に行けなかったので、全国への思いはさらに強く持っていました。事前に主将から山大戦に大将として起用されることを知らされていて、そこには樋口や蜂谷、那須といった強い振り飛車党が対峙する可能性が高かったのでこのような対策を講じていました。山大戦の相手は1年の樋口に決まり、振り駒で先手を得たので対ノーマル三間の研究を応用して山大新エースに挑みました。しかし、序中盤は想定通りの仕掛けが成功してうまくいったものの、最後は大駒を全部ぶった切る強攻を余せずに負け。最終盤も一瞬互角に戻ったものの、その変化を対局中に見つけることができませんでした。対局が終わった時に4-0と知らせてくれた上遠野には感謝です。おかげで気落ちすることなくその日は過ごせました。分水嶺と言われた大将戦で負けてしまった私を、盤石の勝利と温かい言葉で迎えてくれた団体メンバーには感謝してもしきれないほどです。個人戦は、予選を千日手2回からの抽選でなんとか通過、1回戦も序盤であちらだけ知っている局面に誘導されたもののなんとか盛り返して勝ち。どちらも相手は山大の1年で、成長の余地とともに警戒の必要性を感じました。特に予選の千日手指しなおし局は絶望的な敗勢からの千日手で脱出であり、団体と合わせて調子の悪さを感じていました。個人戦の2回戦は、最強格・後輩の松本を破ってきた富樫と対戦しました。直前のリーグ戦で負けており、以前「大学将棋はここまででいいかな」とどこかでいっていたところから舞い戻り、強敵を倒して全力で向かってくる姿に奮い立ち、こちらも全力で応戦しました。途中こちらが間違えて敗勢になったものの、勝負のアヤができて終盤に逆転。個人的には今大会で一番楽しかった勝負でした。準々決勝で山大の樋口と再戦。感想戦の内容を思い出し、作戦を変更したうえで挑んだものの再度敗北。これで私の個人戦は終了しました。指し手や方針について反省することが多々あり、王座戦に向けて研鑽を積んでいきたいです。最後に、大会運営に尽くしてくれた菊池理事長、尾崎副理事、団体戦や個人戦、感想戦や検討会などで関わってくれた他大学の皆様に感謝申し上げます。
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